窪との決着に向けて前奏曲となる第20巻。

カルト村大量殺戮事件から7年が経過し、窪と接触した鳥栖哲雄は、ヒントをもとに窪のテロ行為を防いでいく。 一方、刑事となった娘の零花は、恭一から7年前の事情を聴き、父が自分を守るために殺人を犯したことを知る。 そして母の歌仙に「残された明は誰が守るの?」と問うことで、父の殺人を確信し、父を止めるために、父と窪を逮捕する決意を固める。 家族愛とは何なのか? 家族を守るための殺人も、人を殺す目的の殺人も、世間や遺族にとっては違いがないのか? 20巻の表紙では、17巻の表紙で鳥栖哲雄が座っていた椅子に、窪が座っている。 この表紙の対比は、窪が言った「鳥栖哲雄、俺とお前は同類だ」を暗喩する表現なのかもしれません。