遥かなるローマ
ラテン語におけるローマとは、カソリックのキリスト教が席巻する南ヨーロッパにおいてラテン語がミサのみで使用される現代とは異なり、欧米が求めてやまない理想郷である。ハリウッド映画は、キリスト教世界を敢えて擁護するためにローマ帝国を非難する姿勢が多かったが、それは憧れに対する不条理な反抗に過ぎなかったことは明らかである。テルマエ・ロマエは、日本人が極めて平明に物事を見極めることができることを代表して示してくれている。物事を高尚に語ることは本当は簡単であり、簡単に平明に語ることほど困難なことはない。
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