キリスト教土着化の試み
本書は原題「Christianity Made in Japan」の邦訳である。もともとは、ハワイ大学の学位論文として書き下ろされた渾身の力作で、著者は現在上智大学で教鞭をとっている。
本書のテーマは「日本発の日本的キリスト教諸派」の発生とその展開であるが、無教会のような非主流派ながら社会に影響を及ぼし続けた教群から、まさに「セクト」という呼ぶにふさわしい特異な教会まで扱うグループはたぎにわたる。読者は、キリスト教(キリストの福音)を日本に根付かせようとした先人たちの偉大な冒険と光陰を学ぶことになるだろう。彼らの試みは日本の宗教風景を映し出す貴重な教材でもある。
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