ここは知的障害のある利用者さんたちが、ひとつ屋根の下で一緒に暮らすグループホーム。生活支援員として利用者さんをサポートする95(キューゴ)の周りでは、今日もさまざまな「トラブル」が起きています。
手探りで始めるコミュニケーション。夜更けに響く奇妙な声。そしてリビングを華麗に舞う靴下…。「どうしてこんなことが起きるの?」なんて思いながら、このグループホームでは利用者さんたちの何にも代えがたい笑顔と日常が続いています。
どんな障害があったとしても、面白おかしく笑って暮らせる場所は、きっとある。ありのままの日々を軽妙なタッチでつづる、笑って泣けるハートフル障害福祉エッセイ、ここに誕生!
はじめに
第1章 信頼関係から始めてみよう
自転車乗りとラポール形成
95のグループホーム日誌1 雨の夜の不思議な現象
第2章 利用者本位って何?
パターナリズムと利用者本位と食後のコーヒー
北風と太陽のような支援
95のグループホーム日誌2 オウム返しには理由がある?
第3章 隣り合わせの支援で手をつなぐ
教科書通りじゃない「聴く」技術
思いも寄らない逆さの支援
95のグループホーム日誌3 ぬる〜いお茶をどうぞ
第4章 グループホームは楽しいトラブルだらけ
こだわり出したら、止まれない
ミントブルーの海岸線をドライブしながら
真夜中の怪奇現象
95のグループホーム日誌4 ハッピーになるための障害福祉
第5章 出会いと別れを繰り返しながら
知的障害者だって恋をする
ひとつ屋根の下で
入所施設と親子の再会
95のグループホーム日誌5 地域で暮らしていくために
第6章 パーフェクト支援員への道のり
パーフェクトな裁縫
パーフェクトな入浴介助
パーフェクトなTEACCHプログラムの構造化
パーフェクトな牛丼屋での謎解き
95のグループホーム日誌6 ただのしかばねのようだ
第7章 みんなが笑って暮らせる場所を求めて
支援員の資質って何?
自宅で暮らすことだけが、すべてじゃない
グループホームだからこそ起きる「連携プレイ」
あとがき


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