エリックを抱きしめてあげたくなる

エリックの過去が悲しすぎた。あまりにも不幸すぎて不憫すぎて涙が出てきたくらい。 それでも「音のある世界」に生きて、クリスティーヌに出会ったエリックは、やっぱり幸せなんだろう。 クリスティーヌとの約束だけを胸に、どんな屈辱にも耐えて生きてきたエリック。 やっとクリスティーヌに再会して彼女を世界一の歌姫にするという2人の夢を実現させるために奮起するエリックが、人間らしく師匠らしくナイトらしく彼女に接し、笑顔や感情を見せるようになる。 エリックの心の変化がとてもよく描かれている一冊です。