ワイン生産者への愛に満ちた書

ワインをキーにイタリア各地のワイン生産の特色を語る本で、冷静な筆致ながらも、著者のイタリアワイン生産者への愛が伝わってくる。 索引が充実しており、ワイン名・生産者名は片仮名・原綴り両方、他にブドウ品種(これが大変便利)、州別、味わい別と、この本を読み尽くして欲しいという著者の意気込みが分る。 全114本のうちに、ロゼが一つしか取り上げられないのは、少し残念。 アマローネ/リパッソ、バローロ、キャンティ・クラシコ、ブルネロ、タウラージには、それ専用のコラム記事があり、大変面白いが、これをもっと増やして欲しかった。白ワインや甘口ワインのコラム記事もあるとよかった。