本書籍の素晴らしいところを私の感想・考えも混ぜながら。
他人に〇〇を言われた、〇〇をされた。
これはあくまでただの事象であり、それを見た自分が怒りや悲しみなどの感情を抱くのは+αの何かがあるということは私の中でも答えが出ていた。(私は思い込みや妄想という言葉を使うが、本書ではストーリーと呼ばれている)
ではそのストーリーとは何か?
自分にとって好ましくない事象が起きた際、まず誰もが自分を守るため自分は悪くない、そう思いたくないという気持ちを抱く。そうするとどうなるか?
「その事象を起こした人が悪いのでは?」と無意識に思い込むことが始まる。
そうするとその「思い込み」を正当化させるため、その人の過去の言動、行動をあのときもこうだった、あれもそういう意味だったんだとこじつけを始める。
そうすると【自分の中では】矛盾のないひとつのストーリーができ、その人は自分が嫌いなんだ、悪いのはその人なのにと自分を守るため正当化を始める。
そしてその思い込みのまま関係が悪化していく。
これは自分自身だけではなく、誰もがこの現象を起こす。それも一瞬のうちに。
本書籍では「よりよい結果を生むために」自分の中のこれらの感情への向き合い方、そして相手がこの状態に陥ったときどのように対処するのがよいのかなどを事例を交えながら紹介してくれている。
心理的安全性という言葉は(確か)出てこないがそれを踏まえながら対話する方法。
これは私がいつかは言語化したいと思っていたことを何百歩も先に進んでいる方たちがまとめてくれたもの。私自身がまだまだ未熟だと教えてくれ、そしてどう進めばいいか導いてくれる一冊だと思った。
私がなりたいと思っている大人像そのものでありこれは一生かけてでも身につけたい能力。
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