ネタバレ含む

作家買い。設定はものすごく好みなんだけど、ちょっと現実的じゃなさすぎるかなと思う。いくら財力がある人格者とは言え、20代独身でネグレクトされた子供を引き取って、その一生を面倒見る桂路の兄があり得ない。桂路の画業がスムーズに行きすぎたり、指示通りにしか動けない慧があっさりゲイとの恋愛を受け入れたりも、もっとこう挫折とか葛藤とかを乗り越えたうえで・・・って感じなら納得するのになあと思ってしまう。もっと、長編でじっくり書いてほしかったかな。『セカンドクライ』の意味も不明。