処女作

やぎのがらがらどんの作者だと聞いて驚きました。絵の雰囲気が違うのです。これが処女作ということでした。でも色合いや人々の動きが感じ取れる絵は素晴らしいです。大きな事件も起こらないし、たんたんと子どもたちがメリーゴーランドにのってたのしむ様子が描かれるのですが、なんだか、それだけ、だけど、そこに夢があるんです。子どもが抱えるものが様々にあるのだけれどこどもが素直に楽しいと笑っている時、その瞬間は夢のような時間なんですね。こどもの表情を見て感じました。大切にしたい本ですね。どんな人でも土台があって、それで広がっていくものがあるのだなとかんじました。作者の優しいまなざしを感じました。