中学生向けの講義のために書き下ろされた内容のため、いつもの中野先生の大人向けのものより物足りないが仕方ない。 ペロー版とグリム版、そしてディズニー版のと違い、ディズニー版の魅力の圧倒的な強さを再確認。 昨今のディズニーの路線はどうかとやっぱりどうかと思う。 自分には何が必要で、どうすればいいか、何に助けを求めればいいか、をすべて自分で考え努力し行動するのは成熟した大人でかっこいいが、凡人にはいつもいつもそうするのが疲れるのですよ。つらい現実に身を浸してたら、自分で行動するキャラは憧れはするが、そんな強いキャラの作品ばかりは疲れる。それよりは夢を見たい。 生まれながらハイスペックで、助けてくれるひとが突然現れ、魔法で変身して、努力は特にせず王子様に愛されてハッピーエンド。こっちがいい。 中野先生が現実と夢を区別していれば夢をみていいと肯定的なのが救われる。