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「竜は将軍に愛でられる」のスピン。不憫受けが好きなもので、受けのレヴィの境遇にキュンと来た。幼い頃に火事で両親を失い、自分は顔に大火傷で片目がわずかに見えるだけ。劣悪な孤児院で満足な食事もとれずに育ち、成人後はあばら家でその日暮らし。なのに火事で亡くなった人たちの墓地で賛美歌を歌うとか、もう天使か!レヴィの不幸な境遇に負けない純真さとか誰も恨まない心根の美しさがモロ好みでした。苦労知らずエリート育ちの竜人シリルが惚れるのも無理ないよね。二人がそうとは知らず「血の絆」を結んじゃうところが自然で良かった。シリルは白銀竜なので、寿命差問題も例の手で乗り越えられそう。スピン元から数十年後の話だけど、ランディとアゼルがシリルの養親として出てくるのも嬉しい。巻末のマンガ面白かった。