お稲荷さんはかわいい神様

お稲荷さんの世界を、「へんなことがある」と、部外者の立場で見ていた著者が、だんだんと稲荷神の巫女である砂澤たまゑを通して、日本の神様の世界にだんだんとりこまれていく過程が、たんたんと自叙伝的に描かれている。 中古でべらぼうに高くてとても手が出ない「砂澤たまゑ著・霊能一代」、そして、「霊能一代」のゴーストライターである著者による書下ろしで、「霊能一代」の大筋の内容を反映している「お稲荷さんと霊能者」自体が、今は中古でもなかなか手に入りにくくなった。待望の文庫版で予約して購入した。旧版から訂正と削除あり、とあったが、ほとんど内容は変わってない。一部の写真(伏見稲荷の還幸の写真)が大写しになっており、「はぁ昔はこんな風景だったのか」と感慨深いものがある。 お稲荷さんって怖い神様と思われている方には、「へぇお稲荷さんって面白いんだ」と親しみを持てるエピソード満載で楽しめる本。おすすめです。