よしながさんの描く人間模様は、正しさや単純な善悪ではかれるものではない。 人の性格や考え方は、家族関係や時代背景に影響されるけれど、生き方は自分で創っていくものなのだ、と思う。 濃い人間関係の中で、否が応でも相手を傷つけたり、傷つけられたりしながら、自分のことを知り、また新しい人と出会い、前を向いて生きていく。考えさせられる一冊。