人間関係の複雑さが見事に描かれています

よしながせんせの本は、どれも大好きですが、 特にこの大奥が一番、人間関係の難しさと切なさが描かれている気がして 大好きです。今回も、家重編、芳三編、久道編、青沼編序章・・・と 盛りだくさんでしたが、多分最後まで読み切れば青沼編が一番 面白いだろうな~と思いますが、まださわりなので、この巻の中では 芳三編が一番好きです♪料理のことが丁寧に描かれているのが さすがよしながせんせ・・・と思いました。そして料理だけでなく 料理をかいして、人の心にふれていくのが『きのう何食べた?』を 連想させられました。お幸の方さまと、上様の関係も切ない・・・。 全てが、正しく生きていれば皆が幸せになれるわけではない・・というのが 切ないです。比宮様さえ生きていてくれればこんな結果には ならなかっただろうに。この巻で一番、お気に入りは比宮様です!