日本をもっと豊かな国にしたい
本書に書いてあることを本当に実践できれば、日本という国は、本当に豊かな国になるであろう。二宮尊徳、渋沢栄一、上杉鷹山という歴史上の偉人・天才たちが、豊かなアイディア・発想を駆使して、惜しみないアドバイスを送っている。
二宮尊徳は、数百か所もの農村や藩の復興に携わった刻苦勉励の人。最後の社会主義国家、日本への警鐘を鳴らす。財政再建や年金、医療、学校教育、交通革命と新産業育成、地域振興、農業、公務員制度に対する鋭い意見が展開される。勤勉の精神を説く。
渋沢栄一は、「日本資本主義の父」と呼ばれる人。「マネジメントの思想」から、「いかに有効に組織の成果をあげていくか」という観点から説く。とくに銀行、金融面からのアドバイスが多い。私には、少し難しい面もあった。
上杉鷹山は、米沢藩を倹約・殖産興業政策によって復興させた人。行政改革と公務員のあり方などを説く。中国のバブル崩壊のメカニズムについてはわかりやすく説明されていた。
バブル崩壊→不況→暴動→弾圧という過程を何回か繰り返すであろう。
このような素晴らしいアイディアを実際に実行できる政党、政治家はいないであろう。しかし、一般人にも政治家にも読んでもらいたい書物である。
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