成年後見制度には、法定後見と任意後見の2つがあるが、任意後見では、判断能力が十分なうちに信頼できる者を任意後見人になる者として、本人が自ら選んで、必要な事務を委任するとともに、代理権を与えておく制度である。後見人には、家族や親族がなるほか、弁護士や司法書士などの専門職後見人が専任される場合はあり、本書は、職業後見人になるための営業ノウハウや、後見事務の内容につき、詳細に解説しているのみならず、家族や親族が後見人となる場合のサポート事務についても触れていて、任意後見関連の実務に携わりたい専門家にとって重宝できると思われる。