労働施策総合推進法等の改正により、パワハラ対策は企業にとって避けられない課題となりました。適切なパワハラ対応は会社に、訴訟等による会社のイメージ低下の防止、従業員が働きやすい環境が醸成され会社全体の生産性低下を防止することができるというメリットをもたらします。本書は、具体的な事案を題材にして、パワハラ担当者が「ベストな対応」を導くために最低限必要な知識・技法を解説しています。
第1章 パワハラ事案の解決に必要な知識・技術の全体像
パワハラ相談は突然に(事案と問)
パワハラ対策の優先事項?(リスク管理の基礎)
そのリスク、いくらですか?(損害計算・評価)
パワハラ対策の典型的手法(リスク対応)
パワハラ上司が仕事のできる人だったら放置する?(比較衡量)
第1章まとめ
第2章 パワハラに関する法律実務の基礎
法律の世界での「パワハラ」とは(定義・法的責任)
どこからがパワハラ?(裁判例の紹介)
法律的な損害賠償の考え方とは(損害論)
相談を受けた後のゴールデンルール(初動対応)
裁判ではこうして事実が設定されている(事実認定)
弁護士と一般人の交渉は何が違う?(交渉術)
処分の公表等に関する注意点(人事処分の適法性判断)
第3章 数値化と意思決定の技法
法務リスクを定量化する手法(期待値)
決定の木を作ってみよう(決定の木)
意思決定の評価額が同じぐらいだったらどうする?(標準偏差ほか)
第4章 ケーススタディの解説
本字案門1の解説(聴くべきこと話すべきごと)
本字案門2の解説(調査妨害への対応)
本字案門3の解説(事実認定例)
本字案門4の解説(リスクの定量化)
本字案門5の解説(決定の木に基づく判断)
非法律的損害と定性評価を踏まえた検討
巻末資料


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