ヤガキミで見える今のアニメの問題点
「やがて君になる(以降ヤガキミ)」全話視聴終わりました。放映開始5か月前から注目していた作品であり、序盤は勢いがあり背景なども繊細に描かれていて、かなりハイスペックな印象がありました。しかし後半、特に第9話あたりから、少しペースダウンした様にも見えましたが、それでも作画崩壊などのミスもなく最後までよく頑張ったと思います。申し訳ありませんが、BD(映像ソフト)の購入は見送りましたので第2期への言及はしません。最終話の水族館の話は夏らしく、着地点としてはこれがベストだと思います。
この素晴らしい作品をノーテロップで放映してくれたカドカワ様とMX様には本当に感謝しています。
もう少し深堀をします。
まず、視聴者は「録画したモノがあるから円盤はいいや」となるのはテレビアニメである以上ごく自然なことです。その上でアニメを作るのにお金が必要なのはわかりますし、スケジュールの関係で時には「止め絵」の使用や作画がシンプルになるのもわかります。それでも製作委員会に対して厳しいことを言いますが作画崩壊は視聴者に対する裏切りです。例えば、最近インフォシークの記事でも話題になった「アノ作品」は「この内容で販売するのですか?」と思うくらい酷い話であります。見るからにやっつけ感がするアニメをファンが買いたいと思いますか?「ファン以外の視聴者」にもアピールするものが何もありません。
そういう観点で言えばヤガキミは本当に素晴らしいスタッフに恵まれと思います。
ところで、多くのテレビアニメでは宣伝等のテロップがよく流れますが、これはメーカー側の「円盤を買わない人はお客じゃない」という無言のメッセージです。なるほど、それが価格に見合った作品であればカンフル剤的な役割を果たすと思います。しかし、これは諸刃の剣であり、原作ファン以外の人の購入意欲を駆逐します。ヤガキミの様にテロップが無いキレイな作品であればCDや関連商品買って応援したいという気持ちになれると思うのですが、いかがですかね?もしヤガキミにも「普通」にテロップが流れていたらこのCDを買うことはありませんでした。これは原作ファンではない自分が作品に対してできるささやかなお礼です(だってヤガキミは「特別」だから)。終わりに改めてお礼申し上げます。ヤガキミは今年の最高のアニメでした。本当にありがとう。長文失礼しました。
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