わかりやすいかどうかは?

わかりやすいかどうかという点で感想を書きます。まず、教科書なしで(社会人が独学でという意味)やるには?です。例えば「二章、二次関数」の軸の公式が説明と演習のページに一切記されておらず、単元の末の問題(「定期テスト予想問題」の「HINT」まで出てきません。たしかこんなのあったようなというモヤモヤした思いで単元を終了し、やっぱりあった。という感じです。また、イラストの人物がヒントらしいことを語っているのですが、説明の量にムラがあるように感じます。こじつけ的ヒントなのか。本質的ヒントなのか悩むこともありました。それでいて「三章、図形と計量」で突然「正四面体とか正八面体」の単語や合同という意味(合同という単語自体は出てきません)とかが出てくるのですが、その場ではイラスト人物の会話形式ヒントも、また、本文上での数学用語の意義の説明もありません。こういう言葉にこそイラスト人物の会話による解説またはヒントが欲しいです。また、これらは先の「六章、図形の性質」と関連があるのですが一切の注記もありません。ですので、本書以外の別の情報元から数学の用語の意義を調べて読むという動作も必要でした。ただ、まったく章間で関連がないかというとそうではなく、例えば「七章、整数の性質」の「素因数分解」で「無理数」について「一章、数と式」の「無理数」と関連が記されていたりするので、各章を担当される執筆者のサービス精神に差があるのかなと素人考えをめぐらしたりしました。また、わかりやすいという言葉は意味が分量が軽いという意味で使われているのかなと素人考えとしてしました。こういうことを言うと、教科書を持参している現役の中高生専用に作られていると言い訳されそうです。私のように仕事で数2を学ぶ必要ができたので数1から復習という者には親切でないなと感じました。ただ、最後までやり通すことができたので本書には感謝しています。