ホルン奏者
あのヘルマン・バウマンのようにF管をバリバリ吹きこなすわけではなく、ペーター・ダムのようなビロードのように柔らかな音色でもない。師のズデニーク・ティルシャルのようなチェコのホルンの響きともちょっと違う、どちらかというと名手デニス・ブレインを思い出させるホルン奏者です。とにかくテクニックは凄い。絶品です。
でも、バボラークの別のアルバムのバッハ/無伴奏チェロ組曲でもそうでしたが、低音域の潰れたような感じの音色がちょっと興ざめします。B♭管での演奏でバリトンのような音色になってしまっています。
彼のクールな音色と絶品のテクニックはベルリンフィルには合っているかもしれません。フランスやロシア、チェコには似合いません。
個人的には、彼の素晴らしいテクニックに舌を巻きながら聴くアルバムだと思いますが、ゆくゆくはもっとホルンらしい色気のある音色になってもらいたいと感じます。
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