インドの僻地へためらいもなく
著者はインド好きでなかったのに、友人にすすめられてとりあえずヒンズー語を習ってみたところから話は始まるのが、普通のインド本と違うところ。あっ、この本はドキュメンタリーです。そして、ヒンズー語を習うために習った学校の旅行で、インド女性の描く素朴な絵画を収集した美術館に出かけたことから人生が拓かれてゆのですが、その後の行動力は、東京の都会で逼塞していた神経質な女の子とは思えないすばらしさ。まず素朴画の作家の家に留学し、ある事件のためにそこから逃げ出して、タゴール大学に入学し、はインド人もびっくりするような僻地へ入れ墨をする女性達を訪ねてゆきます・・・ 作者はインドに行ってからはまったく興味本位で動いていますが、最初の方の自分を否定しているような神経質な状態がいつのまに消滅して、すごい行動力に変わってゆく様子がすばらしいです。
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