力強さと陽だまりのような温かさを感じる本
私も癌で家族を見送った経験があるので、帯を見て自然と読みはじめていました。でも、この本は著者の松山みゆさんの希少がんに侵された夫の病名や、治療法が具体的に書かれた闘病記ではありません。
根底にあるのは、人生がどんな状況下にあっても、決して人生を受動的にならず、能動的に生きるということ。目の前のふたつの椅子を比べて、幸せな方の椅子に座ると言うこと。
「私が夫と息子を幸せなままにする」という強い覚悟を持って、力強く生き抜いた家族の物語です。
死してなお、陽だまりのように、妻と息子を守り続ける夫、7歳だった息子、10年間の闘病生活を想うと、胸が苦しくなるところもありました。
今を生きる私たちにも、励ましのメッセージとなると思います。
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