六歳の頃、ロドニー・ミューレンは脚に矯正器具をつけた家族のはみ出し者だった。それが十四歳になると、彼はフリースタイルスケートボードのワールドチャンピオンとなっていた。それから十年間、彼は一度しかコンテストで負けを喫していない。アナーキーさが求められるスケートボード界で、彼のようなオタクがどのように名声を得たのか?牛しかいない農場の片隅でスケートボードを覚え、十代で世界中を旅しながら三十五ものワールドタイトルを獲得。現代スケートボードの基盤となるトリック、フラットでのオーリーやキックフリップを編み出した歴史に残る偉大なるスケートボーダー。摂食障害、睡眠障害、高利貸しのコミカルな逸話、オカルトマニアの親戚、FBI。本書は無一文のスケーターから大富豪へと変貌を遂げたロドニー・ミューレンの奇妙な半生を描いた物語である。


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