恐縮です…

『正義』?『知る権利』をかさに当時次第に加熱しタレント化する 芸能リポーターの取材合戦、ワイドショーの過剰な企画演出に 鋭く切り込んだ問題作として巷では評価の高い作品のようです。 ただ、内田裕也の『演技はしないそのまま感』で本来レポーターのプロらしい熟練度 『仕事として割り切る、無神経さや狡猾さ、ずうずうしさ』があまり伝わらないので、 ドキュメンタルっぽくとはいえ、ちょっと入りづらく緩慢な印象は今観ても否めません。 当時まさに殺人疑惑真っ只中の三浦和義本人が出ています。 大体の設定は事前に打ち合わせ済みですが、お互いのセリフなど細かい打ち合わせ等無く、 ぶっつけでのあの喋りっぷりを見せる三浦の方が役者が上でしたと、 内田裕也自身も苦笑いで語っていました。 ビートたけしの出場によって、『個人』を取り戻してからの最後の一言で すべて集約させるわけですが、この一連のシーンだけは『内田裕也』ならではです。