SONYが版権を持つ ゛スパイダーマン“ をどうしてもMCUアベンジャーズに参加させたいマーベルスタジオ(& 守銭奴ディズニー)が、色んな妥協と交渉とを重ねて、最終的に相乗効果を期待してOKが出て、晴れて共同でMCU作品として製作された、シリーズ初のスタジオ跨りな1品。 まさか実現するとは思わなかったコラボ的なものにはせず、キチンとマーベルのユニバースの中の1つに組み込んだケヴィン・ファイギの手腕はお見事。ガーフィールド版も悪くなかったんですが、区切り悪く2作で打ち止めの方向に決まっていたこともあってか、こうなるとホランド版ピーターがピッタリとハマっているように見えるから凄い。ワッツ監督の手堅い手腕も存分に発揮されていて、どちらかと言えば規模が小さくなりがちなスパイダーマン世界をアベンジャーズの正式な一員となるまでの成長物語として新たに創造している造りとなっていて、アイアンマンとの師弟関係のような描写も相まって新機軸を打ち出して、うまく成功したかたち。 今回のヴィランは名優マイケル・キートン。元バットマン俳優が相手というアメコミ好きにはたまらないキャスティング、なのかな? ともあれ、その存在感と貫禄は年齢を感じさせない。 ヒロインはちょっと印象薄い(弱い?)感じですが、この物語やユニバースの位置づけ的には、まだこれで十分という判断かと思われ、今後に期待ということなんだろうな、と。実生活では恋人同士らしいというのがいかにもハリウッドですがw