音響学の教科書

ここのところ、音響学分野の解説書がどんどん出版されています。本書もその中の一冊で、日本音響学会が監修しているので、内容の信頼度は抜群です。 ただ、あまりにも多くのことを限られた誌面に詰め込みすぎ、また、読者を広く設定しすぎているために、この本だけ読んでも、十分理解することはむずかしいのではないかと思います。序文にある、高校1年程度の数学力で読める、というのも少々無理があります。同じ内容を10冊くらいに引き延ばしたら、充実したラインナップになりそうです。 基本的には、将来音響学を学ぶ人がとりあえず学会の雰囲気を知るのにはいいかもしれません。 まだ購入していませんが、画像の「音の物理」にも期待です。