日本映画の職人監督。アクション、シリアス、喜劇旅行シリーズetc数々の作品をこなした瀬川昌治監督の自伝です。新聞連載に加筆されたものですから、大変よみやすいです。かといって、底が浅い訳ではなく、三島由紀夫との交遊、新東宝から東映、そして松竹と異動した瀬川監督ならではの、日本の映画作りのこだわりと問題点も指摘されています。最近CSでは瀬川監督の作品も続々放映されているので、作品をご覧になった方には一読をオススメします。価格的にも、ワイズ出版の映画本ほど高くはなく、お手頃価格で内容にも大満足です。