撮られる側・撮る側、どちらも役に立つ本

私は撮る側ですが、モデルさんに「どう指示をしたら良いか」分からないことが多いので、そういう視点からも役立つ本です。上手く伝えられず、チグハグになってしまうことも間々あるので。 ポートレートのHow To本は山ありますが、複雑な組み立てがされたあとの完成形と少々の解説。 どの本もだいたい書いてあることが一緒。レフ持ちや風起こしのアシスタントを使ったり、プロ用の照明で真似出来ないなどなど、同じシチュエーションで撮れることは、まず無い。 男性の写真家が著者のことが多く、なんとなく撮った人の下心が見え隠れして気持ち悪い… この本は女性が著者ですからそんなこともなく。 複雑な組み立てでなく、基礎的なところを教えてくれます。 光の向き、顔の表情の作り方(準備体操・目線・鼻の向きなど)、手での表情の作り方、ポージング、撮る高さによる違いなどなど。 方法も具体的です。和装などページ数は少ないものの発展系も掲載されています。 1つ難を言うとすれば、箇条書き的なところ。 STEP1を踏まえてSTEP2のように発展していく形で書かれていないので、前述のテクとの組合せなのか、単的なのかが分からないところ。 表紙・本編にわたり紙質がよくしっかりした本です。 持ち歩きサイズになっていますが、機材と合わせて持ち歩く方は電子書籍のほうが良いかもしれません。 私にとっては中々の良書でした。 電子書籍で買えばよかった!