100人に1人の割合でいると言われる「自閉症スペクトラム」の人たち。「自閉症」というカテゴリーは当事者や社会をどう動かしてきたのか。「冷蔵庫ママ」理論から脳神経科学の最新成果までを歴史社会学の視点から分析し、仮想空間で生き生きとした交流と自己表現を繰り広げる自閉症アバターたちの知られざる脳内世界に迫る。
第1章 自閉症と出会う──仮想する脳を旅して
仮想の世界で自分と出会う人々/デジタルエスノグラフィー、事始め
第2章 自閉症の社会史──カテゴリーは人をどう動かしてきたか
自閉症カテゴリーの発達/自閉症の登場/「自閉症」のカミングアウト/ハリウッドの貢献と自閉症流行病説/
発言、行動する親たちと市民団体/コンピュータと脳神経科学の時代のニューロ・ダイバーシティ
第3章 過剰なる脳内世界──仮想空間の自閉症アバターたち
自閉症的経験を考える/概念の規定なしに直接体験される世界/自閉症自助グループに集うアバターたち/ア
バターが語る自閉症体験


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