新進気鋭の新人監督によるスマッシュ・ヒット作。いつの間にかシリーズ化されていて、その評価と知名度はかなりのもの、という記念すべき第1作目 (日本での知名度はイマイチでも、映画ファンや業界、海外での知名度は高い、という典型?)。
こういった作品には、いち早く目を付けていてその才を見抜き、具体的に支援する著名人(有力な力を示すことが出来る立場の人)なんてのがいるもので、ここではイーサン・ホークがそのポジションかと。「いまを生きる」での初々しい演技が懐かしいベテランさんになったなぁ、と感慨もひとしおw
作品は、架空の設定で極限状況に陥る主人公たちを俯瞰するタイプの、いわゆる ”不条理もの” で、ソリッド・シチュエーションの一種。そんな法律が可決するわけがない、とか言ってる人は認識が甘い?と思えて来るのが昨今の世界情勢。事実は小説より奇なり、とはよくある例え。リアル極限状況に陥ってしまった登場人物たちの本能と理性とのせめぎあいが、さて同じ状況に陥ったとしたら自分なら?と問いかけてくるもの。そこに至る演出が確かであればこそ、この手のお話が成り立つというもの。片手間ではどんなジャンルでもヒットしたりシリーズ化したりはしない、決して。
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