「短気な独裁者」「軍事の天才」「自ら神になろうとした男」……一般的に広く知られる織田信長のイメージ。しかし、最新の研究が示すのは、天皇・将軍の権威を尊重し、柔軟に家臣に接し、宗教や芸術への深い理解を示した天下人としての人物像である。「対室町幕府」「対朝廷」「家臣団統制」「戦術・兵法」「外交政策」「経済政策」「城郭建築」「宗教」「芸術」、九つの側面から、稀代の英傑の「虚像」と「実像」を明かす!
第一章 足利将軍家に対する信長の意外な「忠誠」--秦野裕介
第二章 実は「信頼関係」で結ばれていた信長と天皇ーー秦野裕介
第三章 家臣団統制に見る「独裁者信長」の虚像ーー千葉篤志
第四章 緩急自在の外交政策が示す信長の「我慢強さ」--片山正彦
第五章「天才的」とは言い切れない信長の「兵法」--渡邊大門
第六章 信長の作った城郭・城下町、その「幻想」と「現実」--光成準治
第七章 信長の経済政策の「革新」と「保守」--廣田浩治
第八章「無神論者」とはほど遠い、信長の信心深さーー渡邊大門
第九章 教養をうかがわせる趣味人・信長ーー八尾嘉男


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