ネタバレ含む

太平洋戦争後の話。謎の実業家烏羽が結核で療養していた画学生桃里のパトロンになる。床下がしゃべったり、カエルが相撲をとったり、庭が海になったりと住む家がファンタジー。二人ともが、戦争で死ぬところを生き残ってしまったという共通の罪悪感を持っているのが切ない。烏羽が桃里を見初めたのは戦時中の結核病棟だったのか。まさに生と死の狭間で出会ってたんだな。あの状況下でも、不思議と明るく純粋な桃里に励まされて、惚れる気持ちわかる。悲しさもあるけど優しいお話だった。結構赤裸々なHシーンなのに、笑う桃里が可愛い。