ウルトラセブンにつながる話
藤田進と平田昭彦が地球防衛軍の参謀なのは二人とも戦記映画出身だからと思っていたが、その中間にこの作品があったのか。TDFの前身はJASDF? 防衛軍一般パイロットが着ていたフライトスーツと白いスカーフもこの映画の衣装だったのか。
ウルトラホークの効果音もF-104スターファイターの飛行音なのがよくわかる。ホーク1号から分離するアルファ号は全体的なプロポーションがスターファイターに似てなくもない。
他にもF-86FセイバーやT-33シューティングスター、T-6プロペラ練習機など当時の空自保有機を総動員している。我が家の近くに海自下総基地があるが、昔は飛行機の写真を撮ろうとしてフェンスの中にカメラを向けると中の人に「撮らないで下さい」とよく言われた。結構昔の映画なのに空自は何もかも見せている。下総には第一空挺団を運ぶ空自のC-1も置いてあるのに海自はケチだった。
ストーリーは新鋭機スターファイターの搭乗員を選ぶ話。松本零士原作『ダンガードA』の元ネタ?冒頭で、規則に違反して曲芸飛行をやって上官に怒られるのは『トップガン』の元ネタ?
東西冷戦中の作品なのに後発の『ベストガイ』で描かれているソ連機に対するスクランブルのシーンとかは一切なく、全編に渡って航空祭を見てるような雰囲気。浜松基地で隊員の結婚式が執り行われるが濃霧による視界不良で新郎が着陸できず花婿不在の式となる。でも無理に着陸しようとして事故を起こし花嫁がその日の内に未亡人になるよりマシ。本物の飛行機は空気遠近法のかすみで対地高度をつかんだりする事はしないし、できもしない。警察は文科省を家宅捜索した方がいいかも。
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