MCUに組み込まれた新たなシリーズの第2弾。こだわりなのか「ホーム・○○」「○○・ホーム」という副題で統一する気マンマンなのがうかがえる。 今度のヴィランはジェイク・ギレンホール。演技派を起用している事から早くからクセ物臭が漂ってましたが、やはり相当にひねくれていて厄介な敵を設定したな、と。ただ強いだけが難敵ではない。それを地で行くヴィランを出してくるあたり、挑戦的でもある。 アベンジャーズの集大成にして2部作後編「エンドゲーム」後の世界=師匠ポジションだったアイアンマンが不在の状態で独り立ちせざるを得ないホランド版ピーターの苦悩をメインのドラマにして丁寧に描こうとしている演出には好感が持てます。ただし、「エンドゲーム」後には徐々に失速していった感があるMCUの作品群の中ではかなりマシな部類に入る(「ブラックウィドウ」とホランド版スパイダーは例外的に扱うべきかも、ですが)、という注釈が付くところがちょっとだけ残念。 どこまでホランド版でつき進むのか(つき進められるのか)?という興味も含めて、貴重な位置づけになっているのは確か。