アンソロジー小説を読むのは、『サロメ座の華』以来2度目なのだが、この『マテリアルゴシック』の中で特に「アルストロメリア」は好きな作品だ。 人間が生きて行くなかで、何かしら影響される人に出会う事は必ず意味があると思う。また、心から愛したり愛される人に出会う事も同様だろう。 そんな出会いと別れの中で、生きている物が愛と生と言う物に向き合うという事。この作品にはそんなメッセージを感じる。 人の命の儚さを感じるが故に、本当に愛する人には愛する気持ちを伝えなければならない と強く感じた作品である。 これから大切な人に手紙を書いて想いを伝える…