この本は看護基礎教育に携わる看護教員を対象として、「看護過程をどう教えるか」というテーマに向けて書いたものである。このところ看護実践の現場では看護診断やクリティカル・パスなどへの取り組みが盛んになってきている。しかし、看護基礎教育では学生の思考過程を育成することに主眼を置いた看護過程を着実に教育する必要があると著者は考えている。学生の思考過程を育てずして、効果的な実践に結びつくケアを行えるナースが育っていくとは思えない。いくら理論を学習しようと、いくら看護技術を学習しようと、それをいざ行うナースの思考が重要だと考えるのである。看護過程はそういう意味で看護基礎教育の中で非常に重要な科目である。


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