地下鉄サリン事件については、自衛隊や警察の動きに関する書物や情報は既に世に出ていたが、消防の動きはあまり世間から注目されることもなかったからか、初めて知るエピソードが沢山書かれており、興味深かった。出動した消防吏員にも多くの被害者が出たこと、救急車が足らず現場に居合わせた一般市民有志により自家用車やタクシーで被害者を病院へ搬送したこと、などこの本を読んで得た教訓は大きい。