やさしく読める古事記

今年は伊勢神宮と出雲大社で大きな行事があり、神様がクローズアップされた年でした。日本人に生まれたからには一度は読まなければと思っていた「古事記」ですが、原文では手ごわすぎるし、漫画では軽すぎるし・・・と、いろいろ探して出会ったのがこの本です。楽しい歴史講義で人気のある元慶應高校の名物教師の著作は、さすがに読む者の興味をかき立て、驚くほど凄惨な場面や、奇異で不可解なストーリーも、優しく滑らかな語り口で綴られていきます。古事記の概要を掴み、日本の古代を窺い知るには打ってつけの一冊でした。