生き生きとした臨場感

冒頭でしらみ軍と戦うあたりのリアルさは背中がむずがゆくなってくる。カラフルな1枚1枚の葉書の時代背景や解説もわかりやすく、まるで自分も二等兵になって当時にタイムワープ したようだ。現代の生きづらさが平和の代償だと思えば改めて 生きるための勇気がふつふつと湧いてくる、そんな痛快な一冊だった。 検閲される葉書を通して会うことのできない幼い子供たちに何とかして 生きるための道しるべを示そうとしておられるのに心を打たれる。 戦況が悪化するにつれて「どうもこうもならん話」など追い詰められていかれるのがわかり易く説明されており時系列で整理された一つ一つの話を短い空き時間などに小分けして読むことができ読み易いのは意外でした。