闇と共存した時代

著者とほぼ同世代のためか、怪異に対する感覚が近いかもしれない。『陰陽師』ではないが、生活の中に闇があり、闇と共存していた時代は、その闇の中に何かが存在していたように思う。何も言わなければ気付かず見落としてしまう怪異は、見聞きした親やその世代の人から聞かされて育ったものだ。