じっくりゆっくり拝読中で、いま半分のところです。内田氏による評が読者の心を射貫きます。「鷲田さんの哲学は鷲田清一というただ一個の存在によって奇跡的に一回的に現れたものであり、後世の読者たちはその光芒をたどることで満足しなければならない」ー本当に、鷲田先生と同じ時間を生きることができる自分は幸運。いつまでも私の生きる道を照らしていてほしい、ずっと、何度も先生の本を読み返しながら、そのたびに新たな視野が開かれ一段深みを増す自分を感じながら歩んでいきたいと思えます。
西村さんの目を通して描かれた鷲田先生も、私には格別に色濃く身に沁みました。いつも言葉を発するたびに何かが足りない、言い得ていないと言葉に不自由を感じる身には、その記述、表現に圧倒的な爽快感をおぼえます。鷲田先生をいろんな角度から重層的に多元的に知ることができてうれしい1冊です。
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