桜の巨木、咲きほこれ

私は、以前NHKテレビで見た事が有り、このビデオが欲しくて仕方が有りませんでした。枝を切れば、そこから腐る繊細な樹、桜にノコギリを入れ、そこにコールタールを塗ると言う印象的な試みをよく記憶していました。 愛知県豊橋海軍航空隊、特攻隊の基地です。陸軍少尉、薄井喜夫さんが残した句で、「清く散らなむ櫻花 残れる櫻 美しく咲け」が、有ります。その特攻機が、飛び立つ度に飛行場にさくらの苗を植えた植木職人、丹羽政光さんがいます。やがて、朝鮮戦争が勃発し、特需で大量の電力が必要となり、岐阜県奥飛騨山中の荘川村にダムが建設され、荘川村が水没する事に成り、菩提寺の境内に有った樹齢400年の桜の巨木荘川桜を移植する事に成りました。中心に成ったのは丹羽政光さんでした。当初、大型クレーンで、根回り直径3メートル、重さ40トンの大木を持ち上げて運ぶ筈でしたが、持ち上がらず、大切な枝が折れてしまいました。仕方なく、思い切って、後で生きているかわかる様にと、小枝を1本だけ残し、ほとんど丸坊主にしてしまい、切り口にコールタールを塗ります。そこへ、間組のダム男たちが、ブルドーザー2台と大きな鉄骨のソリ作って集まって来て、道を切り開き、桜に適した場所へ移植出来ました。やがて、開花の時期、小枝に花が咲き、一同、涙が出るほど嬉しかったそうです。 やがて、時は経ち、かつての荘川村の村民が同窓会の様に会い、今では、年間15万人の観光客が訪れるそうです。(写真参照) 詳しくは、ビデオを購入して下さいね。