●自閉症療育で有名なTEACCH プログラムの手法を日本で活用した実践集。日本各地の診療所・保育園・グループホーム・学校現場・作業所などさまざまなところでの実践が紹介されている。第1章のTEACCH の9つの基本理念は簡潔に書かれていて障害児教育に携わる人に大きな示唆を与える。
●目次
序 TEACCHとの20年
第1章 TEACCHの考え方
第2章 診断・相談ーー児童精神科外来での診療・相談
第3章 幼児通所プロ グラム(1)
--家族と協働して,ネットワークを築き,生涯支援を目指す
第4章 幼児通所プログラム(2)--ひよこ園の取り組みの歴史
第5章 学校教育プログラムーー特殊学級での取り組みをとおして
第6章 成人入所施設においてTEACCHのアイ デアをいかす
--横浜やまびこの里の地域生活支援システムVISUAL
第7章 自閉症の人たちが暮らすグループホーム
第8章 福岡教育大学附属障害児治療教育センターにおける実践
--サービスモデルの開発と自閉症児と家族の変化を中心に
第9章 家庭と地域(1)
--NPO法人大阪自閉症支援センターの歩みを振り返って
第10章 家庭と地域(2)--クリニックから
第11章 家庭でのTEACCHの実践
第12章 日本における普及・研修ーーTEACCHプログラム研究会の歩み
■TEACCHの基本理念■
1.自閉症の特性を理論より も実際の子どもの観察から理解する
2.親と専門家の協力
3.子どもに新たなスキルを教えることと,子どもの弱点を補うように環境を変えることで子どもの適応能力を向上させる
4.個別の教育プログラムを作成するために正確に評価する
5.構造化された教育を行う
6.認知理論と行動理論を重視する
7.現在のスキルを強調するとともに弱点を認める
8.ジェネラリストとしての専門家
9.生涯にわたるコミュニティに基盤をおいた援助


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