この巻は強烈な印象を残す作品が特に多い気がします。「サマー・ドック」という作品は、一部の人間が安易にペットを山地に棄てた事により野生化した動物たちがとうとう人間に牙を剥くようになるという、令和になった現代の世の中でも問題になっている事柄が描かれていて、本当に内容の濃い、1コマ1コマが重い作品でした。この話の最後のページでとる高畑さんの言動にとても心を揺さぶられました。いや、ラスト以外も高畑さんが大活躍する回でした。昨今も本当に安易にペットを飼う人が多い世の中ですが、ペットを飼う際、そのコの一生を背負う覚悟(経済力含む)がない者はペットを飼う資格などないということを、もっと多くの人が認識すべきだと、この作品を読んでより一層強く感じました。沢山の方に読んで戴きたい一冊です