分かりやすい、が。

第2世代までのCBTは、パーソナリティというところを 見ないできた。 対象が、不適切に誤学習された行動や非機能的な認知だったから。 そういう意味では、パーソナリティを支援の対象にするとしたら 手法は精神力動的な学派の独擅場だった。 (パーソナリティ変容の支援の必要性の吟味も必要だが) そういう中で、パーソナリティに焦点を当てたスキーマ療法は 画期的、という言い方はできるかもしれない。 ただ、精神分析系の蓄積に比べたら明らかに弱い。 著者らも、結局のところ歯切れが悪かったり “中途半端”な変化の報告に留まらざるを得ない状況にある。 この分野の今後の発展に興味が尽きない。