半村良の短編(中編?)小説を、蒲田敏夫が大胆に脚色して大掛かりなエンタメ大作に仕上げた、カドカワ映画の全盛期を代表する1本にして、故・千葉真一(サニー千葉)主演作の中でも出色の出来栄えな邦画の大傑作。 タイムスリップものとして、戦国時代を舞台にしたアクション大作として、自衛隊を扱った作品として、これほど完成度が高く、これほどエンタメとしてレベルが高く、これほどに挑戦的な製作秘話を持つ作品は、後にも先にももう出てこないんじゃないだろうか。少なくとも2番煎じどころか3,4番煎じ程度のレベルの設定だけパクったような作品の有象無象や、続編だかリメイクだかで作られた題名だけは同じ近年の作品などとは比べるのもおこがましいほどに質が違いすぎるし、ファンからの支持も厚い。 まぁ、今こういうのを作れと言われても そりゃ殺生すぎる としか言いようがないほどに、当時のカドカワの勢いの凄さとか、役者陣の充実っぷりとか、時代背景とかがあまりにも違い過ぎて、差があり過ぎるから仕方がないんですけどもw ともあれ、千葉真一×夏八木勲×渡瀬恒彦×斎藤光正監督… 皆さん故人となってしまって悲しい限りですが、この作品がある限り、ファンは永遠に忘れないし、いつでもその姿をこの作品の中で観ることが出来る。それは幸せだと思えます。