よくぞ作ってくれた!

従来の植物の分類は花の構造の違いによるものであり,その点を区別点にする識別図鑑になりがちである。 または,よく目立ち分かりやすい葉の識別図鑑も多い。 しかし,典型的な葉が茂っている時期は限られている,花の時期はもっと短い。 野外でよく出会うのは,そのどちらでもない中途半端なものである。 ・ 芽生え,特に双子葉植物における双葉は,本葉とは似ても似つかない形をしていることが多い。 しかも,思いもよらない種間(科間)でよく似ている場合もある。 これは,その芽生えに焦点を当てた図鑑。 属間の近縁種を同定するにはまったく役に立たないが,大まかな目星を付けるのには大変便利。 複数の図鑑のいいところをつまみ食いするのが,識別の近道である。