脳機能障害の治療は、まさに探求の連続だ!
脳卒中片麻痺、神経難病、疼痛…
リハビリテーション治療の現場では非常に頻度が高い症状でありながら、最も対処が困難な問題に対して、日々悪戦苦闘する臨床思考を描き出した27の記録。
症状の観察と分析、治療の考案、その失敗とささやかな成功、そして次々に見えてくる新たな課題、こうした臨床の連続が常に最新の脳科学の知見と照らし合わされ、考察されるという形で書かれています。
リハビリテーション科医師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士にたいへんおすすめの一冊です。
◆痛み
◆一歩目だけ、痛い! 〜歩行の奥深さと疼痛の奥深さ
◆疼痛の半球差 〜脳卒中後の疼痛のラテラリティ
◆うつ 〜痛みにより崩壊する精神
◆麻痺という名の悪魔 〜代償動作への訓練の可能性
◆感覚障害 〜なぜ感じないのか
◆反対の手が動く…なぜ? 〜半球間抑制の存在
◆左利き 〜優位・劣位と高次脳機能障害
◆脳卒中後のうつ 〜自分は治らないの?
◆強制把握 〜離せない
◆失行 〜なぜ物まねができないのか
◆ぎこちない動き 〜単関節では動かせるのに
◆言語と失行症の関係性 〜「意味」という視点から
◆体幹の表象 〜ラテラリティの影
◆注意障害 〜ラテラリティによる障害の差異
◆触覚性消去現象 〜左右同時が持つ意味
◆視空間知覚(認知)障害 〜どう見えているのか
◆半側空間無視 〜左半球損傷
◆半側空間無視 〜右半球損傷
◆身体パラフレニー 〜自分の身体ということ
◆着衣失行 〜さまざまなところに潜む空間
◆手 〜人の手は美しい
◆動かないということ 〜末梢神経障害の意味
◆その名前とは裏腹に 〜小脳性認知情動症候群
◆失調症 〜揺れる身体
◆筋緊張の謎 〜無意識な収縮と筋緊張
◆腫れる手 〜浮腫から学ぶ


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