和のおそろしさ。

恐いがテーマの短編集。漫画です。恐いというよりは「不思議」な話も多い。しかし、随所に日本ならではの情緒があふれており、イメージが強く残るせいで、あとから思い出してはじわりじわりときます。ハリウッドのホラーと、日本映画のホラーとでは、まったく恐さの種類が違うと思いますが、この本は、日本テイストの恐さがぎゅっと凝縮されていると思う。昔ながらの「恐さ」のとらえ方を思い出させてくれる一冊でもあります。イラストや台詞もすばらしいです。