家に2/3冊は欲しい名著w

「昭和史」の中で初めてのんのんばあを見て以来、至極興味があったのですが、残念ながらかの作品ではかなり早期にご臨終になります。 で、キャラ的にも頗る面白そうでしたから、早速手を出した次第なのですが、この著、無茶苦茶お勧めですw 人間というものは幼少期の育成環境が大切だと、自分自身は思っておりますが、仮にのんのんばあがいなければ、ともすれば現在我々の知る水木さんは幾分か違った方になられていた感じもしなくはないです。 幼少期の水木さんがのんのんばあから教わる、古来の風習や物の怪の類いの話は頗る心温まりますが、他の自伝と比較して特色があるのは松ちゃんを含めた仲の良かった女の子が3人いたこと等のエピソードが語られている点にあります。 特に松ちゃんは昭和史で登場するも、その後どうなったか全く解らなかったのですが、残念ながら夭折されたみたいです。 また、案外目立ちませんが、この書の中では氏の父親がとんでもなくかっこよく書かれている気がします。 悪く言えば放任ですが、その当時の常識にとらわれない息子達を信じて好きなことをやらせる姿勢というのは、ある意味この父親あっての水木さんという気がしました。 後半は特に名言のオンパレードで、長男が女の子に振られて首つりしようとしたときに、冷静・あっけらかんと「男にとって女は教師なんだよ。 学校なんかじゃ教われないいろんなことを教えてくれる。 学校なんかやめてもええが、女に恋することをやめたらあかん。」とさらっと流すとことは何とも言えませんでした。 かっこよすぎ・・・。 「私はゲゲゲ」「昭和史」では大して目立たない感じでしたが、その漢ッぷりに脱帽至極でしたw